同じことの繰り返しのような日々を過ごしていると、人生のほとんどはどうでも良い日常がほとんどで、重大な意味や影響を持つ場面は限られているような気もしてくる。
そのくせにいつか重要な日になんらかのきっかけで自分が別人のように変わり、充実した人生を送れるような期待を持ってしまう。
今しばらくは漫然と退屈な日々を過ごすだけで、いつか来るであろう重要な日に本気を出そうみたいな。
でも結局のところ、人生というのは日々の積み重ねでしかないので、日々をどう過ごすかで人生が決まる。
日々を惰性で過ごせば、人生を惰性で歩むことになり、
自己管理の無い日々を過ごせば、自己管理の無い人生を歩むことになる。
何か小さなことでもいいので習慣を変えることが重要だと思う。
運動にせよ学習にせよ、とっかかりは小さな事や簡単な事で良いと思う。
例えば1日5分の学習と聞くと短すぎて意味が無さそうに感じても、
学習の習慣が身についてしまえば5分という時間を
10分とか15分に増やすのは難しくないのではないか。
ある日突然劇的な変化によって変化が訪れるというのは、映画や漫画の世界の話。
一見地味に思える日常の積み重ねこそが人生の大部分を占める。
塵も積もれば山となる、というやつである。